2011年06月14日

おぉ、ネルシーニョ!!

今週のナンバーには、柏レイソルの監督であるネルシーニョのインタビュー記事が2ページ。穏やかな振る舞いにも、でも緊張感を感じさせる雰囲気があって、初めてお会いした時の第一印象から大ファンです。 絶好調のレイソルですが、どの記事を読んでも、ネルシーニョの采配をベタほめです。
今回の記事のテーマは、「リーダー論」。私も柏市役所のリーダーですが、サッカークラブのようなプロフェッショナル集団のリーダーと、市役所のような通常集団のリーダーでは当然性質が違うでしょう。しかし、共通する部分も多いはず。学びをネルシーニョ監督に求めました。

「何よりもまず、監督として自分が考えていること、チームとしてやろうとしていることを選手に信じてもらわなければならない」

これは、リーダーとしての基本中の基本で、結局リーダーとは、まずは哲学と、それに基づいた具体的な方針、そしてチームからの信頼感、この二つに尽きるということだと思います。
哲学と方針も難しいが、これは必須で、議論すること自体が論外。ポイントは、チームからの信頼。信頼のために、ネルシーニョは、

「選手一人一人を観察するのです。リアクションや変化を見逃さないことです」

と言います。教育における愛情の原点です。相手をとにかく見る、心を見るようにする、そして見ているよとメッセージを伝える、これを継続していれば、やはり信頼関係が生まれるのも当然だと思います。相手の変化に気づく繊細な感受性、そして、それを継続できる力。私は、全然できていない。相手が多過ぎというのは言い訳になるか?
そして、信頼ができた上で、哲学を浸透させます。

「勝てない時もあるけれど、勝つための準備はいつだってできる。それは絶えず続けていかなければならない」

そうやって、選手の中での「勝利に対する執念」「執念からくる準備、練習、意気込み」を大きくしていきます。その象徴が、スローガン「VITORIA」です、きっと。
そうやって、選手が自発的に自分の役割を認識し、自発的にトレーニングを積んでいく。内容はバラバラだけど、実は方向性は一緒。レイソルが強いわけです。一丸となった自発性こそが、組織の強さです。

「監督としてすべてを知るときはこないでしょう。人を相手にするのですから、決して楽な仕事ではありません」

組織のリーダーとして、その謙遜。 私は、ますますネルシーニョのファンになりました。
posted by 秋山ひろやす at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | 更新情報をチェックする
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